あゆむ社長のブログ

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石膏の種類

 一口に「石膏」といっても様々な種類があります。
 二水石膏(CaSO4,2H2O)
 半水石膏(CaSO4,1/2H2O)
 無水石膏(CaSO4) 
  Ⅲ型無水石膏(可溶性無水石膏)
  Ⅱ型無水石膏(不溶性無水石膏)
  Ⅰ型無水石膏(高温型無水石膏)
 石膏ボードで使われている石膏は二水石膏です。21%の結晶水を持っています。二水石膏は水溶性で水と反応しても固まる性質はありません。
 これに対し、半水石膏は{(CaSO4,2H2O)=21%}×1/2=5~6%の結晶水を持った石膏で水溶性。水と反応すると固まる性質があります。二水石膏を180℃程度で一定時間焼成すると半水石膏になります。
 無水石膏は結晶水の無い石膏で二水石膏を400℃程度で一定時間焼成すると出来ます。焼成の過程でⅢ型(水溶性、水と反応すると固まる性質のある無水石膏)、Ⅱ型(不溶性、硬石膏)、Ⅰ型(不溶性、高温型)に分類されます。
特にⅠ型無水石膏は文献によれば1200℃以上での焼成が必要、とされています。実際石膏に800℃以上の熱を加えると、CaとSに分解され、Sは亜硫酸ガスとなってしまいます。実際には作ることはできない石膏体であると考えています。


廃石膏ボードリサイクル2 Comments

  1. 末次 より:

    はじめまして
    とても参考になります
    基本的なことだとは思いますが、
    二水石膏の結晶水を求める場合は、400度で、一定時間焼成して計算すればよいということでしょうか?
    因みに、何時間くらいとかわかりますでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • あゆむ社長 より:

      末次さま
      返信が遅くなりました。当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
      当社で二水石膏の結晶水を求める際は「セッコウの化学分析方法:JISR9101準拠 乾燥資料基準」を用い、求めております。
      ご参考までに。

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