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廃石膏ボードの廃棄物区分について

私共はお蔭様で全国各地で廃石膏ボードリサイクルの事業企画と装置の提案を行っています。
行く先々でご質問を受けるのが『廃石膏ボードは産業廃棄物区分でどこに属するのか』というものです。
結論から言えば、多くの自治体では廃石膏ボードは「ガラス陶磁器くず」の範疇に入ります。
細かく言えばガラス陶磁器くず(廃石膏ボードに限る)というものです。
但しこれは全国一律のキメではなく、自治体によって取扱いが違うので当該自治体の関係部署に確認を取ることが必要です。
以前は新築系現場で発生したものが「ガラ陶」で解体系現場で発生したものが「がれき類」としていたり、生産工場でロットアウトしたものが「ガラ陶」、工作物の新築・解体で生じたものを「がれき類」としていたり、全ての廃石膏ボードを「がれき類」としていたり、様々な区分がなされていました。
その後環境省より各自治体に対し、廃石膏ボードはガラス陶磁器くずで取り扱うべく指導があり、前記の通り多くの自治体では廃石膏ボードはガラス陶磁器くずとしています。
因みに埼玉県では廃石膏ボードは今もなお「がれき類」で取り扱っています。
ガラス陶磁器くず(廃石膏ボードに限る)破砕施設の場合、廃掃法施行令第7条に規定された施設ではないので、直訳すれば建築基準法51条申請は不要です(その他の用件が加味されれば51条申請は必要)。
他人物を取り扱う以上、業の許可は当然必要ですが、施設の事前協議(設置許可)が不要な場合もあります。
これらはかなり直訳したストーリーであり、実際は詳細に亘る検討と行政との相談が必要です。
実際には廃石膏ボード以外の建築系廃棄物のリサイクル施設を併設して申請する場合が多く、間接的に事前協議が必要なケースが多いです。
廃石膏ボードリサイクル施設を作る際には…
1)当該自治体は廃石膏ボードをどのような区分としているか?
2)どのような地目に施設を設置することを計画するか?
3)施設の処理能力は日量5tを超えるか、超えないか?
…でその後の展開は大きく変化してきます。


廃石膏ボードリサイクル2 Comments

  1. 鴇田稔 より:

    お世話になっております.
    株式会社アイコ(建設コンサルタント)の鴇田と申します.
    弊社では廃棄物処理やリサイクルについての研究等も行っており,御社のHPはいろいろ勉強になることが掲載されており,よく拝見させて戴いております.
    さて,廃石膏ボードの産業廃棄物の分類についてお尋ねします.
    製造系の廃石膏ボードは7号廃棄物である『ガラ陶くず』に該当するとは思っておりましたが,新築系・解体系の廃石膏ボードが7号廃棄物か9号廃棄物である『がれき類』に属するのが疑問に思っていたところ,御社のHPに「多くの自治体では廃石膏ボードは『ガラス陶磁器くず』の範疇に入る」とありました.その後調べてみると,富山県や石川県では「従前は『がれき類』として取り扱ってきたが,今後は『ガラ陶くず』として取り扱う」旨のことが掲載されており,これで疑問の一つが解決いたしました.
    さて,御社のHPには,「環境省より各自治体に対し,廃石膏ボードはガラス陶磁器くずで取り扱うべく指導があり…」とか,「埼玉県では廃石膏ボードは今もなお『がれき類』で取り扱っています」という記載もあります.
    そこでお伺いいしたいのですが,
    ①環境省の指導は通知文書か何かでしょうか?そうであれば文書番号を教えて戴けないでしょうか?
    ②埼玉県では廃石膏ボードを『がれき類』に分類しているとのことですが,何を見ればわかる(例えばHP)のでしょうか?
    お手数をおかけしますがご教示戴ければ幸甚です.

  2. あゆむ社長 より:

    鴇田さま
    メッセージ、ありがとうございました。
    縷々ご協力できると思います。
    願わくは当社までE-メールまたはFAXを賜り、詳細をお教え下さい。

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