あゆむ社長のブログ

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「片持ち」スクリューコンベヤ

今日は富山・福井に出張。只今帰四しました。
今日のネタはまた後日。
粉体搬送でよく使われるスクリューコンベヤ。
我が社でも標準仕様化し、あらゆる粉体搬送で製作します。
「あらゆる粉体搬送」ですが、各論では粉体の種類で形状が変わります。
粉体の流動性・比重、コンベヤ自体の充満率・クリアランス・搬送能力等を総合的に計算しなければなりません。
石膏や石灰・セメント・小麦粉等、いろいろな粉体がありますがそれぞれに独自の特性があります。
我が社のスクリューコンベヤはモーターを別置きし、チエン駆動でシャフトを廻すようにしています。
ビジュアル的には垢抜けしませんが、一番間違いの無い形状であると自負しています。
最近の流行りのスクリューコンベヤは「片持ち」でシャフトとモーターを直結する形状のもの。
格好が良く、スマートなデザインなのですが、搬送する粉体によってはシャフトが折れる現象が多く見受けられます。
あるお客様(やはり他社製装置を導入)からスクリューコンベヤのシャフトが3ヶ月~6ヶ月程度で折れ、その都度シャフトを交換しているとの話を聞きました。
当然それなりの計算がされ製作されている訳で、我々が細かいことを指摘する立場にありません。
敢えて一言申し上げるならば『廃石膏ボード』という『元・廃棄物』を搬送する訳ですから形状が安定している素材とは違い、『リスクヘッジ』した搬送機にしなければなりません。
この分離装置にあるスクリューコンベヤは「片持ち」方式でシャフト⇔モーターが直結しているため「あそびしろ」が無く、何らかのイレギュラーな状態が発生した結果シャフトが折れるのでは?と推察します。
我が社のスクリューコンベヤはモーター別置きでチエン駆動のため、仮にイレギュラーな状態が起こってもチエンに「あそびしろ」があるのでそのイレギュラーを吸収できるメリットがあります。
仮に吸収できなくてもチエンが切れることでシャフトが折れるまでの重症にはなりづらいのです。
我々は粉体搬送において40年超の歴史を持っています。
実際稼動している設備を見学して下さい。
営業マンがクドクド説明しなくても我々が納めた設備が十分説明してくれます。


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融通の利かない運送業者

東海地方の廃石膏ボードリサイクル施設をご検討いただいているお客様の指示で剥離後の紙を北海道斜里町の某所に持ち込む段取りをしました。
内地から持ち込むのは超コスト高なので北海道地区石膏リサイクル研究会のメンバー会社で処理された紙を供給してもらうことにしました。
チャーター便ではそれでも片手程度のコストがかかる為、ヤ○ト運輸や△濃運輸の北海道支店に連絡し見積もりを得ることにしました。
最初の段階では『自社のHPから申し込んでください』と言われ、HPを開き該当するコンテンツを探しましたが、これというものに出会えず、再度同支店で電話。
すると、『うちの部署では取り扱えないので…』と言われ、数回たらい回しにされ『このフリーダイヤルに電話すれば、見積に応じてもらえます』とのコメントをようやく得る。
なら勿体ぶらんと最初から早く言わんかい!
やっとの思いでそのフリーダイヤルに連絡すると『○○○運輸三重支店です!』との受け応えが。
えぇ~つ!
三重支店!!
私は「かくかくしかじかの内容で北海道の担当の方と話がしたいのですが」とお経のように最初から経緯を説明すると向こうのオバちゃんは『お客様は三重の方ですね。だから三重支店に繋がるのです』と言い、あげくにはその寸法・重量では運べません!』と最後通告を受けた…。
この最後通告までに要した時間は約2時間。儲かったのはNTTだけ。
結局はチャーター便での手配になります(H社長、ごめんなさい)。
なんじゃ、この融通の利かなさは。
標準化が進んでいる運送業界ですが、その実は本来得たい情報が得られないという、なんとも皮肉なてん末です。
気分を変えて剥離紙のリサイクルについて;
まだ実験段階のため全ては言えませんが、目論見通りに進めば画期的なリサイクルツールになります。
進むべきところでは着実に進んでいます。
一つだけ言えること。
「剥離した紙」は文字通り「紙」になっていなくてはなりません。
これ以上のコトはお察し下さい…。
大きな自信ですが、弊社製RECOMシステムは廃石膏ボードリサイクルに一番近い装置です。


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分離装置のクレーム

複数筋の情報によると弊社製ではない、他社製の廃石膏ボード分離装置はクレームが多いとのこと。
細かい話はいろいろありますが、総合すると『営業段階での話と実際稼動した状態と内容が違う』ということに尽きるようです。
酷い話では設置した直後の試運転の段階ですぐにトリップしてしまい、機械が満足に稼動しない、という話も聞こえてきます。
この種のクレームはいわゆる「苦情」であり、製造メーカーは真摯に対応しなければなりません。
製造したメーカーの責任もありますが、営業段階での話だけを聞き、その上で導入した方にも責任の一端があると思います。
私共メーカー群はそれぞれが自社の装置に自信を持って提案活動をしていますが、言い方を変えればそれは「メーカー側の独りよがり」的な部分もあります。
せっかくの設備投資ですから十分吟味して検討していただければ、と考えます。
私共はまず最初は営業担当者の口頭提案に始まります。廃石膏ボードの市場性・採算性、関係法令、自社製装置の強み・弱みとリサイクル提案が主です。
廃石膏ボードリサイクル事業のソフト・ハードを十分ご説明しています。
その後実際稼動しているリサイクル施設を見学していただき、装置の稼働状況と導入先の方のコメントを聞いていただいております。
その意味では「メーカーの独りよがり」の部分は払拭され、検討していただく方の知識も深まるものと考えています。
お客様からのクレームは当然私たちにも寄せられます。
この事業を始めた直後は「苦情」も多くありましたが、今では発展的な改善のご意見をよくいただき、極力即対応で臨んでいます。
クレームは決して「苦情」という意味ではなく、「コンシューマーの主張(意見)」という意味です。
私共はお客様からのクレームは『技術革新の第一歩』ととらえ、装置の改善に役立てております。


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山梨出張

7a3163f9.jpg今日は土曜日。
日頃お邪魔できていない山梨の導入先を訪問。
天候はピーカンの晴天。抜けるような青い空と季節の変わり目を惜しむような夏の雲、北に八ヶ岳、南に富士山がうっすらと眺めることができます。
片道330㎞の運転でも今日の高速道路は「ETC割引」なので、気楽に走っています。
往復13,600円のコストダウン。ありがたい限りです。
山梨の導入先は今日もフル回転。
最近メンテナンス作業のオーダーがないので、あちらこちらの部分に不具合が生じ、処理能力が落ちているとのこと。
受け入れ量も処理単価も下がり基調。
これまでは立米当たり12,000円であったが、今は7,000~8,000円。リサイクルに係る経費は従前通りなので難儀しているというコメントでした。
処理単価は激戦の大都市と比べればまだ恵まれている方だと思います。
課題は今の収入に見合った支出の体制にすること。
廃石膏ボードリサイクル事業に限ったことではなく、全産業的に言えることです。
このお客様は廃石膏ボードの中間処理のみ。
その意味ではライフラインである設備が壊れれば甚大な影響があります。
余計な経費を削減することは必然ですが、ライフラインを守るための費用は確保すべきです。
それがいわゆる『必要経費』というものです。


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コメントへの回答

kuni様;
いつもありがとうございます。
紙リサイクルの件については弊社製・RECOMシステムから出た紙でもOKをしていただいている先もあります(H社製は絶対NGとのこと)が、さらに有利にリサイクル展開を図るならば紙中の石膏をさらに除去することに尽きると思います。
石膏ボードから分離した紙が逆有償になってしまうのは紙に付着した石膏残渣と金属等の異物混入が理由です。
弊社製・紙リサイクル装置は紙に付着する石膏残渣を10wt%程度にし、併設の沈降装置で金属等の異物を比重分離させる装置です。
本装置を経た剥離後紙は牧畜敷き藁原料・堆肥原料・RPF原料として有価販売が可能になり、既に三重県内の牧畜業者さんとテストランを開始しています。今のところ、よい評価を受けています。
メリットは今の逆有償性と相殺し、イニシャルコストを1年程度で償却可能な価格設定にしていること。
導入後向こう1年はやむを得ませんが、2年後以降は採算が合うものと考えています。
デメリットは分離したアンダー分(紙粉分を含んだ石膏)の行先確保を平行して考えなければならないところです。
お客様の「得」を考えた上で販売促進していきます。ご検討下さい。
『ブログ1周年』の件はまた後日…。
村田尚雄様;
いつもタメになるコメントをありがとうございます。
IHヒーターの件、お客様でのランニングコストが低減できるならば、検討に値すると思います。
ただ乾燥させるべきものが「元・廃棄物」ですから、あまりデジタル・デジタルしない方が良い、という考えもあります。
論より証拠の考えで、タイミングが合えば一度滋賀の実機を見てみたいと思います。


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